俳優の伊藤健太郎が「何十年経っても記憶に残る役者になりたい」

「中井貴一さんのように記憶に残る役者に」と伊藤
佐藤祐介氏、紫舟、伊藤、遠山正道氏(左から)
大人になってからも『ふぞろいの林檎たち』の中井貴一さんの記憶が残っている

 その後に行われた「足跡を残す力」と題したトークセッションに同じくモンブランの「Mark Maker」に選ばれたhey株式会社の佐藤祐介代表取締役、書家の紫舟、スマイルズの遠山正道氏らとともに参加し「これからどんなMarkを残したい?」というテーマに「記憶」と答えた伊藤。

「僕はお芝居というものをやらせてもらっていて、映画やドラマを作っているんですが、その中で記憶に残るものを作るということが重要なのではないかと思っている。僕が小学校の時に家で『ふぞろいの林檎たち』というドラマが流れていて、その時に中井貴一さんが出られていて、大人になってからもその中井貴一さんの記憶がすごく残っている。それってすごいことだと思う。僕の尊敬する役者さんの一人でもありますし、僕もそういうふうに何十年か経った後に、小さい子たちが伊藤健太郎という役者を覚えてくれているようなお芝居をしたいし、魅力的な人間になりたいという思いを込めて“記憶”と書かせていただいた」などとかつての自分を思い浮かべながら、役者としての目標を掲げた。
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