武尊が復帰戦で前フェザー級王者・村越優汰と対戦【11・24 K-1】

8カ月ぶりの復帰戦となる武尊
スナイパーのたたずまいを見せた村越
武尊「K-1のリングで判定はいらない。KO勝ちする」

 互いの印象については村越は「もちろん55kgの時もあったのでずっと対戦したいとは思っていた。すごく強い選手。やるからにはしっかり勝ちます」

 武尊は「村越選手のことは他団体の王者になったころから知っている。同じ階級だし、すごく強い選手だと思っていた。こうしてK-1のリングで戦うことができてうれしい。印象はテクニックがある選手。サウスポーは苦手と言われたが、もともとサウスポーは好きではなかったが、K-1でいろいろなサウスポーの選手とも戦って、レベルの高い人ともやってきたので成長できていると思う。今回は久しぶりのサウスポーなので、しっかりと対策を立てて、さっき完封すると言っていたが、K-1のリングで判定はいらないと思うのでKO勝ちします。対策についてはジムに卜部功也君という世界最強のサウスポーがいるので問題ない」

 武尊は痛めていた右の拳については「100%ではないが今までも100%で試合に出たことはない。激しい追い込みをやって命がけで体を作ってきたらどっかしら壊れる。それを込みで勝てる体を作るので問題ないくらいに仕上がっている」などと必ずしも完治したわけではないことを明かした。そして「病院の先生からは9月くらいからパンチが打てるようにはなると言われていた。今回、横浜アリーナという新生K-1で初めての会場。昔のK-1もよく大会が開かれていて、思い入れのある会場なので、この大会には出たいなという気持ちでリハビリと練習をずっとやってきた。結構前から11月には出ると決めていた」となどと話した。

 また村越は武尊との対戦を目指しK-1に参戦し2年でこのカードが実現したことについては「僕が来たタイミングで上の階級に行ってしまったので、そこで逃したな、というのはあったが。思っていたよりは早く実現できたのかなとは思う」と話した。
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)

〈この日発表されたカード〉
◆スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)武尊 VS 村越優汰(日本/湘南格闘クラブ)

◆スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
(日本/FLYSKY GYM)林健太 VS 金子大輝(日本/K-1ジム大宮チームレオン)

◆スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
(オランダ/Mike’s Gym)ジョーダン・ピケオー VS 近藤魁成(日本/大成会館)

◆K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)ロエル・マナート VS クリス・ブラッドフォード(挑戦者/オーストラリア/TopTier Muay Thai/Team Greco)

◆K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
(日本/月心会チーム侍)TETSU VS 斗麗(日本/WIZARDキックボクシングジム)

〈既報のカード〉
◆K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)卜部弘嵩 VSブランドン・スぺイン(オーストラリア/Spain’s Muay Thai Gym)

◆K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
(日本/team ALL-WIN)安保璃紅 VSジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym)

◆K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
(日本/POWER OF DREAM)江川優生VSホルヘ・バレラ(スペイン/Team Jesus Cabello)

◆K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)西京春馬VSアーサー・メイヤー(フランス/Singpatong Phuket)

◆K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/イラン/WSRフェアテックス・イラン)シナ・カリミアン VS 愛鷹亮(挑戦者/日本/ K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
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