橘ケンチ監修の東広島市西条のガイドブックが完成!27日に配布開始
ガイドブックには、西条や安芸津エリアの酒蔵紹介に始まり、注目のスポットも掲載している。また、西条酒造協会の8蔵を巡った証としてスペシャル・ラベル・ステッカー〈SAKE BREWERY LABEL〉を貼りつけるページもあり、手に取った人が自分でガイドブックを完成させることができる。
「西条は酒の都としてクローズアップされることが多いと思うんですが、この1冊は日本酒だけのものにはしたくありませんでした。なぜなら、そこに生きている人や自然、いろんなものがクロスオーバーしている様を落とし込みたかったから。それを最も象徴するのが日本酒という捉え方でした」と、橘。
制作にあたり、1月に橘自身が視察のために西条を訪問、関係各所との協議を重ねながら、賀茂泉酒造・前垣氏からの「改めて西条のいいところを発信することで街を活性化させて、西日本豪雨の風評被害を含めて拭い去ってほしい」という言葉を受けてガイドブックの制作を提案した。7月に再訪し、「世代を問わず街のみなさんとともに冊子を創り上げたい」という想いから西条酒造協会に加えて広島大学の学生団体maho Labo.の協力のもと、編集チームを組んだ。
橘は「手に取ってくださったみなさんが醸華町のいたるところにあるわくわくする気配を少しでも感じ取ってくださったら嬉しいです。そして、さらに活性化していく街同様に、この小冊子が受け継がれていくものとなればと願っています」と、コメントしている。
橘は『HASHIWATASHI PROJECT』のプロデューサーとして一般公募された中国エリアの企業の中から岡山県・丸本酒造及び広島県・賀茂泉酒造の2酒蔵会社と取組を実施。岡山の丸本酒造とは田植えと稲刈をともに行い無農薬田復活のサポートを行っており、広島県では賀茂泉酒造を含めた東広島市西条の魅力を再発見すべくこのガイドブックをを介してPRを担った。
ガイドブックは、27日から東広島市及び西条の関係施設にて配布スタート。限定1万部で、東京では、ひろしまブランドショップTAUやLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIでも一部取り扱う予定。
橘は、東広島で行われる人気イベント『酒まつり2019』の2日目、10月13日に出演する。