映画『ひとよ』主演の佐藤健「家族のことに思いをはせてほしい」
この日登壇した白石監督、佐々木、鈴木、佐藤、松岡、音尾(左から)
母役・田中裕子の存在感に3兄妹も脱帽
この日は登壇しなかったのだが、物語の重要なキーパーソンである母・こはるを演じたのが田中裕子。
この田中について佐藤は「芝居の中で目が合った時に理屈じゃなく鳥肌が立った。素晴らしい女優さんといわれる理由が言葉ではなく体で感じられた」
鈴木は「特殊な親子の役なので、僕らと打ち解けるのではなくて、“異物”として僕らの前にいてくれた。ずっとそれで通されて僕らも助かった。ぎこちなさを感じられる距離感を保ってくれていた。俳優は演技をしている瞬間だけでなく、一緒にいる状態から演技をしやすい環境を作っていくんだなと感じた」
松岡は「一緒に布団に入るシーンがあるが、すごくぎゅっと抱きしめてくださって、その時に息を吸ってみたら、自分のお母さんのにおいとは違うが、“これってお母さんのにおいだ”って思った。でもこれは役として思っているわけではない気もする。田中さんとのシーンでは特に、お芝居とお芝居ではないところの境界線がよくわからなくなった。これは私が思っているのか?園子が思っているのか?ってあやふやなシーンが多かったように思う」
などとそれぞれ語った。
この日は登壇しなかったのだが、物語の重要なキーパーソンである母・こはるを演じたのが田中裕子。
この田中について佐藤は「芝居の中で目が合った時に理屈じゃなく鳥肌が立った。素晴らしい女優さんといわれる理由が言葉ではなく体で感じられた」
鈴木は「特殊な親子の役なので、僕らと打ち解けるのではなくて、“異物”として僕らの前にいてくれた。ずっとそれで通されて僕らも助かった。ぎこちなさを感じられる距離感を保ってくれていた。俳優は演技をしている瞬間だけでなく、一緒にいる状態から演技をしやすい環境を作っていくんだなと感じた」
松岡は「一緒に布団に入るシーンがあるが、すごくぎゅっと抱きしめてくださって、その時に息を吸ってみたら、自分のお母さんのにおいとは違うが、“これってお母さんのにおいだ”って思った。でもこれは役として思っているわけではない気もする。田中さんとのシーンでは特に、お芝居とお芝居ではないところの境界線がよくわからなくなった。これは私が思っているのか?園子が思っているのか?ってあやふやなシーンが多かったように思う」
などとそれぞれ語った。