17年ぶり来日のウィレム・デフォー、リリー・フランキーの絶賛に感激「ずっと聞いていたい」

　自身もイラストを描いているが、という司会の言葉にリリーは「監督の前ではそれは言わないで。僕はおでんの絵を描いている人間ですから」と恐縮しつつ「ゴッホのことはいろいろな画家の中でもよく知っているつもりだったけど、この映画を見て、ひまわりの見え方が変わりました。ゴッホがスケッチに出かけるシーンで見せたデフォーさんの笑顔が、すべてのゴッホのさみしいエピソードを救ってくれた」。リリーのコメントに2人は「美しい言葉です。ずっと聞いていたい」と感激の面持ち。デフォーは何度もリリーの腕に手をかけ、すっかり心が通じ合った様子。最後に監督から「僕はしょっちゅう映画を作る方ではないけど、次作るときはぜひ一緒に」と誘われたリリーは「長生きを心がけます」と、出演を誓った。

『永遠の門 ゴッホの見た未来』は11月8日より全国公開。