松本日向が“武尊二世”橋本実生に延長戦の末2-1で勝利【9・27 K-1 KHAOS】
橋本(左)のパンチで松本がぐらり(撮影・上岸卓史)
本戦はドロー。延長戦では松本がしのぎ勝つ
格闘代理戦争で橋本は「TEAM武尊」に所属し“武尊二世”のキャッチフレーズを持つ。対する松本は「皇治軍団」に所属。この2チームは準決勝で対戦したのだが、この時、松本は怪我で欠場していたため、橋本との対戦は実現しなかった。
試合は1Rからバンタム級らしいスピーディーな攻防を展開。橋本が蹴り合いから左ストレートをヒットさせると松本は前蹴りを顔面に決める。
2Rも互いに一歩も引かない蹴り合いに殴り合い。しかし距離が詰まり組み合う場面も増えてきてしまい、橋本にホールディングの注意が出る。組み合い、ブレイクを命じられるときも2人はバチバチに闘志をぶつけ合い、緊張感がリングに走る。
3Rに入ると橋本が左ストレートで松本をぐらつかせるが、松本も右ストレートをヒットさせるなど反撃。しかしこのラウンドも距離が詰まって組み付いてしまい、橋本に注意が出る。
打ち合いのまま、あっという間に3Rが終了。
判定は1人が30-29で橋本を支持したが残る2人は29-29で試合は延長に。
延長ラウンドは橋本のパンチに対して松本は蹴りで対抗。ここでも互角の打ち合いを見せたが、終盤、松本がパンチの連打を見せると、橋本は最後に左ストレートをヒット。しかし互いに相手を倒すことはできず、再び判定に。
今度はジャッジ2人が松本を支持し、2-1で松本が判定勝ちを収めた。