女子アトム級トーナメントは大島沙緒里が3連勝で優勝【9・29 アマ修斗】
準決勝はこのV1アームロックで一本勝ち
2戦連続アームロックで決勝へ勝ち上がる
2回戦から登場した大島はバックボーンである柔道を利した戦いを見せ、まずは加藤春菜に1分46秒、アームロックで一本勝ち。準決勝の山下真菜戦では打撃で先制する山下を組み止めると柔道仕込みの足技でテイクダウンに成功。上に乗るとじわじわとポジションを整え、サイドを取ると最後はV1アームロック。女性特有の関節の柔らかさでなかなか決まらないとみるやなおもぐいっと締め上げて一本勝ちした。
3分2Rで行われた決勝ではパンチでスタートした中村に対し、大島は一気に距離を詰めパンチを殺す。距離を取りたい中村が足を使うも、大島は追いかけ組み付くとテイクダウン。上のポジションからまたもアームロックを狙うが、中村は背中でクラッチを組んで防御。崩せないまま1Rが終了した。
2Rも早々にテイクダウンに成功した大島は上を取るもののハーフガードの体勢からなかなか右足を抜くことができず、時間が過ぎていく。最後にやっとサイドポジションを取ったところで2Rが終了。
一本こそ決められなかったものの、ジャッジ2人が20-18、1人が20-17の大差で判定勝ちした。