「プロレスの間口を広げたい」と博報堂出身レスラー三富が「P.P.P. TOKYO」旗揚げ

メインではKAIが三富相手に妥協のないファイトを見せた

KAI「こんなにたくさんの人がお前を見に来てくれた。幸せじゃないか」


 三富はメインイベントでKAIと「凶器持ち込み“自由”スペシャルハードコアマッチ」で対戦。

 KAIのセコンドについた翔太が公認凶器と認められる中、試合では2人は真っ向勝負を展開。翔太がリング上にテーブルを持ち込み、KAIが机上パイルドライバーを放てば、三富はリングにパイプ椅子を持ち込み、そこに河津落としでKAIをたたきつける。そしてトップロープに上った三富の足を翔太が引っ張ると、これにKAIが激怒。ここから翔太が三富に寝返り2人がかりでKAIを攻め込む展開が続く。
 
 途中、ヒザをつきながら互いにエールを送りながら殴り合う場面も。

 この試合のキーマンとなった翔太がまたもKAIに寝返る場面もあったが、最後は真っ向勝負で互いの必殺技を繰り出し合う展開となり、自力で勝るKAIが最後はメテオインパクトで勝利を収めた。

 試合後、KAIは「三富、今日は旗揚げおめでとう。こんなにたくさんの人がお前を見に来てくれたんだよ。幸せじゃないか。俺も今日お前と戦えて楽しかったよ。ありがとう」と改めてエールを送った。