川尻達也「青木に激励されるようになるなんて俺も落ちたもんだ」【10・12 RIZIN.19】
ライト級GPに出場する川尻達也
ライト級GP1回戦でベラトールからの刺客フレイレと対戦
「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場する川尻達也が10月2日、都内で公開練習を行った。
川尻は今大会からスタートする「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント」の1回戦でパトリッキー・“ピットブル”・フレイレと対戦する。
フレイレは2011年にベラトールに参戦以降、ベラトール一筋でこれまで21勝8敗の戦績を誇る。ジョシュ・トムソン、ベンソン・ヘンダーソンといったビッグネームにも勝利している強豪で今回がRIZIN初参戦となる。
この日、川尻は3分×3Rのミット打ちの後に約3分のインターバルを空けてから20秒×6Rの変則ミット打ちを行った。終盤のミット打ちは距離を詰めてひたすらボディーへのフックを打ち続けるという過酷なもの。公開練習としては異例なヘビーなメニューではあったが、川尻はなんなくクリアした。
練習後の会見では対戦相手のフレイレについて「強い。柔術の黒帯だけど、完全にストライカー。勝つときはKO勝ちが多い。僕がぶっ飛ばされるか僕が押さえ込んで一本取るかだと思う。イメージとしては触れればテイクダウンは取れると思う。しっかり固めて殴って消耗したところで一本取れればと思う」と話し、この日の練習については「グラップラーは相手のスタンドのプレッシャーで下がっちゃうと組めない。負けるときは下がっちゃう。パンチは強いけど無傷で勝とうとは思っていないし、何発食らっても倒れず、あきらめず前に出続けて、パトリッキーに触ればテイクダウンできると思っている。攻略してしっかり一本取りたい」などと、フレイレ攻略のための練習であることを明かした。