高梨がムエタイの強豪相手に薄氷の初防衛【10・13 K-1 KRUSH】
高梨は得意のパンチで反撃(撮影・星野雄飛)
本戦では1人がパヤーフォンを支持も…
2Rに入ると高梨のパンチ、パヤーフォンのミドルが交錯。高梨の右ストレートがパヤーフォンの顔面をとらえるが、パヤーフォンも急にリズムを変えての右ストレートで高梨を吹っ飛ばす。
なかなかペースを握れない高梨は3R開始早々からラッシュをかける。コーナーに詰めてパンチの連打もパヤーフォンは巧みにリズムを変え、自分の距離を保ちミドルキックで反撃していく。
一進一退の攻防が続き3Rがあっという間に終了。
判定はジャッジ1人が30-28でパヤーフォンを支持したものの、他の2人が29-29で試合は延長へ。
延長ラウンドは高梨が前に出続け、ミドルを封じ、距離を詰めてパンチを当てていく。終盤はパヤーフォンのミドルに高梨もキックで対抗するなど気の強さも見せつけ、最後まで攻め続けた。