朝久泰央が戦慄のKO勝ちで「次は俺しかいない」とタイトル戦をアピール【11・8 K-1 KRUSH】
パンチでギソプを追い込む寺島(撮影・小林郁人)
寺島輝がデビュー以来無傷の4連勝
デビュー以来3戦連続KO勝ちのスーパー・ライト級のホープ、寺島輝が第7試合で韓国のクォン・ギソプと対戦。激しい打ち合いの末に判定勝ちを収め、連勝を「4」に伸ばした。
当初、寺島は松花征也と対戦予定だったが、松花がけがで欠場。直前で対戦相手が変わり、なおかつ初の国際戦という試練となった。対するギソプは韓国で65㎏と67kgの2階級の王座に就く強豪だ。
試合はギソプが1Rからノンストップでパンチとキックを放っていくと寺島はガードをしっかり固めローで崩していく。急きょの参戦となったギソプはKRUSHでは反則の首相撲からのヒザをたびたび放ってしまい、レフェリーから注意を受けてしまう。
2Rになってもギソプのラッシュは止まらないのだが、寺島は1R同様ローで崩しては、終盤に左ハイからパンチをまとめギソプを追い込んでいく。ギソプは今度は蹴り足をつかんでしまい注意を受ける。
3R、ギソプは左のボディーで寺島を追い込んでいくが寺島も同じくボディーで反撃。パンチの連打で追い込むとギソプはクリンチで逃げるが、再三の組み付きについにイエローカードが出て減点1となってしまう。最後まで前に出続けたギソプだが寺島がしのぎ試合終了。
判定は2-1と割れたが寺島が勝利を収めた。