インパクト大の“前後不覚”なネコは天才!?猫写真家・沖昌之が“必死すぎるネコ”を撮り逃さないワケ

“必死すぎる”ポーズでファンからの質問に答える
 ひと通り沖の解説を終えた後は来場者からの質問に答え、隣の猫の肩を抱いているように見える猫(P.41)について「僕もこれまで見たことがないシチュエーション。ずっと肩を組んでいたわけではなく、瞬間的にじゃれようとしたところですね。この子たちはきょうだいで、茶トラが男の子で三毛は女の子なんですけど、本当に仲がよくていつもじゃれ合ってるんです」。パイプに頭を突っ込んでいる猫(P.16)が出られたのかという質問には「全然大丈夫です。お尻が大きく見えて心配になるんですけど、この前に何回か出たり入ったりして『中になにかいるのかな?』って気になっていた子で、パイプ自体がドアマットみたいなやわらかい材質なので」と言うと、ファンもひと安心の表情。

 会場では前作『必死すぎるネコ』の帯が黒柳徹子が推薦文を寄せたバージョンに変わることを発表。さらに特大ポスターの展示や表紙写真をプリントした特製Tシャツを販売、数量限定の特製パーカー争奪じゃんけん大会が催され大いに盛り上がった。
『必死すぎるネコ 〜前後不覚 篇〜』
【著者】沖昌之【発行】辰巳出版【価格】本体1200円(税別)
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