王座挑戦の愛鷹「固定概念ぶち壊す。必ずベルトを獲る」【11・24 K-1】
この日の買おう買い練習では長身のカリミアン対策を見せた
「前回と同じ。ガードを固めて相手の懐に突っ込んで殴る」
試合については、前回は耐えまくってからの一発逆転だったが、今回はタイトルがかかることでカリミアンの本気度が変わってくることは明らか。中に入らせないようにジャブや前蹴りを徹底してくることが予想されるが、愛鷹は「特別何かを変えて戦うというわけではなくて、戦法的には前回と同じ運びになると思う。ガードを固めて相手の懐に突っ込んで殴るという作戦。この3カ月、フィジカルを重点的に強化してきた。そこがどれだけレベルアップしているのかというところも試せるのでそこも楽しみ」と話した。
今回は新生K-1では初めての横浜アリーナでの開催。同所は旧K-1ではヘビー級の名勝負が数多く繰り広げられた。愛鷹には重量級の醍醐味をファンに伝えるという重要な任務がある。
愛鷹は「その思いは強いです。新生K-1になって、重量級はプレリミナリーファイトや第1試合目でやったり、実際にレベルもそんなに高くなかったということもあって注目度が低かった階級だった。でもK-1といったら重量級がばちばちにリングで殴り合って、お客さんが盛り上がる。そういうK-1に自分もあこがれていたので、またそういう舞台にしていきたいと思っている」と話し「日本人には無理だと言われた重量級ですが、無理だという固定概念をぶち壊すのが自分の仕事だと思っている。次の横浜大会で必ずクルーザー級のベルトを獲ります」と締めくくった。