佐藤嘉洋が魔裟斗に11年ぶりのリベンジ。先鋒・古宮晴が3人抜き【格闘代理戦争】
SKR連合の先鋒・古宮(右)が児玉を破る(撮影・堀田真央人)
古宮(右)が3人抜き(撮影・堀田真央人)
古宮が代理で佐藤の「11年前のリベンジ」果たす
SKR連合は徹底した秘密主義を貫き、選手も当日発表。
試合前の煽り映像で魔裟斗がこの3人を「3バカ」扱いし、佐藤も慣れない悪党キャラにしどろもどろで、果たしてその実力やいかに…と思われた。
しかしふたを開けるとSKR連合の先鋒・古宮晴が3人抜き。佐藤の「11年前のリベンジ」を見事に代理で成し遂げた。
古宮は先鋒戦では児玉兼慎とばちばちの殴り合いの末、ジャッジ3者とも20-19で3-0の判定勝ち。
児玉は魔裟斗軍のエース格とあって、一気に勢いづいたSKR連合。古宮は魔裟斗軍の中堅・小田川文也には1Rに打ち合いからの右フックでダウンを奪うと2Rは強烈なローで小田川を追い詰め反撃を許さず3-0の判定勝ち。
続く相手は大将の河津伸太郎。16歳で無尽蔵のスタミナを誇る古宮はここまでフルラウンドを戦いながら、一向に動きは衰えない。逆に河津はホールディングで1、2Rともに注意が与えられる。最後まで闘志むき出しで打ち合いに出た古宮が3-0の判定で勝利を収め、3人抜きで試合を終わらせた。