“居合パンチャー”町田光が居合ジャーマンでSB王者・西岡を撃破【12・3 SB】
3R終盤、ついに町田が西岡を投げ切る(撮影・蔦野裕)
どっちがシュートボクサーなのか!?
前日会見でも「明日は投げられるチャンスがあれば、どんどん投げにいく」と宣言し、「関節技も狙っていく」とまで宣言した町田に対し、「シュートボクサーの強さを見せる」と話した西岡。
通常、キックボクサーがSBに参戦した時は打撃を軸に試合を組み立て、投げや関節技については防御に回るケースが多いのだが、この日はシュートボクサーとキックボクサーの立場が逆転したような展開となった。
西岡は1Rからロー、左ミドル、左のボディーブローと打撃で勝負に出る。町田も左ミドルで反撃するが、距離が詰まるとすぐに組み付き投げを狙っていく。
西岡は町田のバックドロップを警戒し、バックは取らせない。町田は足をかけて崩しに行くがこれではポイントにはならない。