朝倉海がタイトルをかけてマネル・ケイプと対戦【12・31 RIZIN.20】

対戦が決まった石渡(左)と扇久保

石渡vs扇久保は次期挑戦者決定戦


 挑戦者決定戦の石渡vs扇久保は7月大会で行われたバンタム級四天王同士の試合で勝った両者が対戦を約束。それが実現した形となった。

 扇久保は「バンタム級が盛り上がってきているので歴史に残るようないい試合をして盛り上げたい」と挨拶。

 石渡は「試合は生き残りをかけたシビアな戦いにになる」と自らの試合の重要さを自覚しつつも、ケイプがタイトルに挑戦することには腑に落ちていない様子で「当日にタイトル戦がある。海選手は順当だと思うが、ケイプにはなんで“お前なんだよ”という思いはある。そういう悔しい思いをぶつけるので扇久保選手は覚悟していてください」と続けた。

 勝てばタイトル挑戦という状況について扇久保は「石渡選手がめちゃくちゃ強いので、今は石渡選手に勝つことしか考えられない」と話す。

 石渡は「復帰して2戦目なので、ここを全力で勝つということしかないが個人的にはケイプを殴りたいという気持ちはある」とここでもケイプをいじるとケイプは「なんでだ? 俺の敵はあなたじゃなくて朝倉だ」とすかさず反撃。スカイプでの参加という一見不利な状況を逆手にとってここでも言いたい放題だった。