ゴンナパーが防衛戦で2連続KO勝ち中の横山を迎撃【1・25 Krush】

横山巧

横山「もっと上に目標があるので、ここはしっかりチャンピオンになる」


 挑戦者の横山はスーパー・フェザー級から階級上げて現在2連続KO勝ち。中村氏は「ライト級ではスピードもあって、一発で倒せる武器もある。ゴンナパーと戦わせればどうなるかという動きを見せていた。対戦経験もないということも含めてゴンナパーに挑むこととなった」などと挑戦者となった経緯を語った。

 横山は「今回やっとタイトルマッチが決まってすごく気合が入っている。1月25日は2020年一番最初のKrushなので、僕がチャンピオンになって最高の1年にしたいと思う」と挨拶。ゴンナパーの印象について「数々の強豪をなぎ倒している選手。スーパーライト級でやっている時に初めて見たが、山崎選手を倒した試合とか、すごく強いなと思った。ライト級に下げてきて、僕が階級を上げて、同じ階級になった。その時はゴンナパー選手はすでにチャンピオンだったが、タイトルとか関係なく絶対に戦ってみたいと思った相手だった。今回はベルトもかかっているので一石二鳥という感じ。ゴンナパー選手は蹴りも強いがパンチもある。でも自分にはスピードがある。スピードとテクニック、それにプラス一撃で倒せるようなパワー、すべてを注ぎ込んで、ゴンナパー選手を倒したい」などと語った。

 そして最後に「(ゴンナパー選手の)身内に不幸があったということで、ちょっとやりにくい状況ですが、自分も背負っているものもあるし、これからもっと上に目標があるので、ここはしっかりチャンピオンになって皆さんに恩返しをしたい」と締めくくった。