女子ラグビー鈴木実沙紀「2020年は女子ラグビーにとって大きな一年」

ラグビー女子日本代表メンバーの鈴木実沙紀選手
 高級ベッドブランド「Sealy(シーリー)」の新商品発表会が11日に都内で行われ、ラグビー女子日本代表メンバーの鈴木実沙紀が登場した。11月に欧州遠征を終えたばかりの鈴木は「15人制の日本代表チームが今年の1月から発足して、7月のオーストラリア遠征では望むような結果が出なかったんですけど、今回の欧州遠征でイタリアに引き分けとスコットランドに勝利して、少しずつ私たちのやってきたことが形になって“勝利”という形で帰国できたことは大きなもの」と手応えを語った。

 ラグビーW杯の感想を聞かれると「どんどんラグビー熱が上がっていって、ラグビーを知らない友人などから『ラグビーのルールを教えて』とか『日本代表の○○選手のプレーがすごい』とか『海外選手の○○選手が好きなんだ』という話を聞けて、ラグビーが日本で盛り上がってうれしい気持ちいっぱいのW杯でした」と笑顔に。ベストゲームに日本代表 対 スコットランド代表の試合を挙げ、「相手チームも決勝トーナメントがかかった試合。日本代表は分析されてしまったり開催国で勝たなければというプレッシャーがあったりした中で、最初の選手や試合に出られない選手、控えの選手のパワーが“ワンチーム”になった試合ですごく印象的でした」。欧州遠征前のミーティングでもラスト10分の試合映像を見たそうで「『男子選手はこれだけ厳しい状況を乗り越えたんだよ』と気合いを入れられて。私たちもその映像を見て『こういうふうに日本人は勝っていくんだ』ということを感じました」とエピソードを披露した。


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