山崎まさよし、刑務所からの“出所”を知り合いに目撃され…「塀の中には入ってない」



 この日は、撮影時の裏話が次々と飛び出した。山崎が「クランクインの日、僕が自転車で街を走るというシーンを撮影するはずが、近くで事故のようなものがあって周囲が騒然となり結局、撮影できなかった」と、現場付近で起きた事故の影響で初日の撮影を取りやめたという驚きのエピソードを披露。そのシーンを撮影するためクランクアップ後も1人でロケ地の群馬に残ることになりそうだったと言い「僕も一緒に終わりたい、と頼み込んで一緒にクランクアップさせてもらったんです。1人でクランクアップしたら、誰から花をもらったらいいのか」とぼやいて会場を笑わせた。

 主人公が刑務所から出所するシーンでは、実際の刑務所でロケを敢行。篠原監督が「刑務所(の出所口)を15センチしか開けちゃいけないというんです。監督としては向こうからまたいでくるシーンを撮りたかったんですが」と明かすと、山崎も「だから僕は塀の中には入ってない。たった15センチで“出所感”を出したんです」と“ドヤ顔”で会場を笑わせると「実はそのシーンのとき、前の道を知り合いが車で通ったんですよ。後日“山さん、出所してましたね”と言われました」と話し、会場を驚かせた。