石渡と対戦の扇久保博正「どういう展開になっても僕が勝つ」【12・31 RIZIN】

公開練習では浅倉カンナとマススパー

「石渡選手はたまに集中力が切れることがある」


 その石渡については「攻撃力がすごく高くて、最後まであきらめない気持ちの強い選手」と評価。しかし気持ちの面では「自分も負けてない。そこの闘いになると思う」と話した。試合展開については単純な打撃とグラップリングの攻防というわけではなく激しい攻防が展開されることを予想。「簡単にテイクダウンは取れないと思うので、しっかり打撃もやり合おうと思う」などと話し、試合のポイントとしては「際」の攻防を挙げた。

 また「15分間集中して戦おうと思う。石渡選手はたまに集中力が切れることがあるので、そこを突いて行こうと思う」などとぽつりと漏らした。
 
 石渡とは同世代の選手ではあるが、扇久保は修斗、石渡はパンクラスということで以前は交わることはなかった。扇久保も「アマチュアでもほとんど同時期だったと思うが、その頃は階級が違っていたので、闘うという見方はしていなかった」と言いつつ、修斗のタイトル戦で自らが堀口恭司に敗れた後の堀口vs石渡戦については「すごい試合をするなと思った」と語った。また同時代の修斗とパンクラスの王者同士の対戦とあって「修斗のチャンピオンとしてRIZINに出ているので、絶対に負けられない」と必勝を誓った。