「今こそ、日本の食が“本当の文化”となるチャンス」農水省で研究ワーキング実施
同省 食料産業局食文化・市場開拓課の西経子課長は、和食のユネスコ登録以降、主に農水省が行ってきた国内外に向けた取り組みを説明。「農水省としては今後も各省とも連携しながら食を通じて地域の活力、国民の活力につながる取り組みを進めていきたい」。
最後に小山氏は「もったいない、おもてなしという言葉に加え、僕は“いただきます”も世界に発信すべき言葉だと思っています。そういったことも日本の食文化として、食のおいしさはもちろんエンターテインメントだったり、さまざまな形で伝えられる場所があれば、と思います」と語った。
「BEYOND2020 NEXT FORUM 農林水産省ワーキング」第2回は2020年1月に行われる予定。
「BEYOND2020 NEXT FORUM 農林水産省ワーキング」第1回出席者:末松広行(農林水産省 農林水産事務次官)、西経子(農林水産省 食料産業局 食文化・市場開拓課長)、小山薫堂(放送作家、脚本家 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ代表取締役社長)、軽部政治(株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ代表取締役副社長)、辻芳樹(辻調グループ代表)、村田吉弘(「菊乃井」代表)、山本征治(「龍吟」代表)、小笠原治(株式会社ABBALab代表)、柴田陽子(ブランドプロデューサー)、秋山具義(アートディレクター)、一木広治(株式会社ヘッドライン代表、早稲田大学グローバル科学知融合研究所研究院客員教授)※敬称略