SKR連合が決勝進出。“3人抜き男”古宮が無傷の5連勝【格闘代理戦争】

第4試合はSKR連合の大将・古宮(左)が皇治軍団の中堅・井上に判定勝ち(撮影・荒木理臣)

ローブローでダメージも大将・古宮が踏ん張る


 続くはSKR連合の大将・古宮と皇治軍団の中堅・井上の対戦。後がなくなったSKR連合だったが、ここでも古宮が踏ん張る。

 1R、互角の打ち合いを展開した2人だが、ロープ際の攻防の際に古宮のヒザがローブローとなり中断。再開後、井上はダメージを感じさせず終盤も一歩も引かない打ち合いとなる。2Rになると井上がパンチの連打で詰めるが、古宮は打ち終わりにパンチを合わせ、前蹴りも井上の顔面を的確にとらえていく。攻防の中で互いに一度ずつローブローを食らい2度中断したものの、最後までアグレッシブに打ち合ったまま試合終了。

 ジャッジ2人が20-19、1人が20-18の3-0の判定で古宮が勝利を収め、永井との大将同士の対戦に持ち込んだが、古宮は激しく打ち合ったうえにローブローのダメージもあり、不利は否めない。