不可思　大和との試合は「本来の格闘技というスポーツのあるべき姿の試合」【12・28 K-1名古屋】

この試合が最後くらいのつもりですべてをかけようと思っている

　大和については「実力は言うまでもなく、世界で見てもトップクラスの選手。人としてもりスペクトできる。人を悪く言うということもしない。そういう人としても見習いたい部分がたくさんある」と改めてリスペクトの姿勢。ここまでそういう思いが強いとやりにくさも？とは思うのだが「やりにくさはない。“もともと知り合いでやりにくいでしょ？”とは言われるが、別にそんなことはない。逆に知らない同士だったら、煽り合っちゃう部分もあったりするかもしれないが、哲也さんという人を知っているからそういうことはしないし、より純粋に強さを競い合えるという部分ですごく楽しみ」などと続けた。

　またこの試合については「ずっと背中を見て来た名古屋の大先輩なので、そういう人と地元の名古屋で戦えて、どういう結果になるのかは、自分の格闘家人生の中でも後で振り返った時に強く記憶に残る一戦になると思うし、特別なものになると思う。この試合で勝つか負けるかで今後は大きく変わると思うが、先がどうこうというのは終わってからの話なので、今はこの試合が最後くらいのつもりですべてをかけようと思っています。僕の持っているものを全てこの試合で出して見せようと思っています」と意気込みを見せた。