日本ラストマッチのヒョードル「若い者には負けない」【12・29 BELLATOR】
日本ラストマッチに臨むヒョードル
PRIDE時代の盟友ジャクソンと対戦
「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月27日、都内で開催された。
日本でのラストマッチでクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと対戦するエメリヤーエンコ・ヒョードルは「とてもいい気分です。ちょうど月曜に来ていて時間もとっていて、時差にも慣れてきました」と好調な仕上がりぶりのよう。
さいたまスーパーアリーナではこれまで数々の名勝負を繰り広げてきた。そこでの久々の試合になるが「世界でも最も大きな素晴らしい場所の一つだと思いますので、ここで再び試合をできることをうれしく思います。スーパーアリーナは特別な場所ですので特別な気持ちで試合に臨みます」と話した。
試合については「作戦は話せません。秘密です」としながらも、ここまでのトレーニングについては「最大やってきたのでグラウンドでもスタンディングでも対応できるように準備してきた」という。しかし「もちろん昔と同じような体力、コンディションを保つ努力をしていますが年齢は感じますので、やっぱりオーガニズム、復興力、回復力は若い頃のものではない」と話す。また「時間とともに毎回準備をしているときにどうしてもどれくらい準備をして集中するのか含めていろんな心配が常にあります。若い時は気分も違いましたしとらえ方も違ったが、最近はやっぱり年齢とともに感じ方が違っています」と話しつつも「でも若い人にはまだ負けません」とも話す。
ヒョードルはベラトールと3戦の契約をかわしているのだが「最初はここ日本。日本ではもしかしたら最後かもしれない。後の2回をどこでやるのかははっきりしていない。ベラトールとの話し合い」とのこと。
そして過去の日本での試合を振り返り「忘れられないのは初めて日本に来た時。それが一番印象に残っています。そこから日本でキャリアを積み始めたわけですが、一番印象に残っているのはPRIDE王者を巡ったノゲイラとの試合」と2004年大晦日のアントニオ・ホエドリコ・ノゲイラとの試合をあげた。