RIZINの2020年は2月22日、静岡・浜松アリーナで開幕
計量後の壇上で来年2月の浜松大会の開催を発表した榊原CEO
オリンピック対策で4月~6月末までにも大会開催を計画
RIZINの榊原信行CEOが12月28日、RIZINの2020年第1弾大会を2月22日に静岡県浜松市の浜松アリーナで開催することを発表した。
この日行われた「Bellator JAPAN」(12月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量後の壇上で「いつもより少し早く開幕します。出たい選手はぜひリング上でアピールしてほしい」などと話した。
浜松アリーナは約1万人の収容人数を誇る大会場。
RIZINは2018年には8月に名古屋大会、9月にさいたまスーパーアリーナを開催。愛知では今年も8月に大会を開催した。
しかし2020年は東京オリンピックが7月24日に開幕(8月9日まで)。その後パラリンピックが8月25日~9月6日まで開催されるため、例年のスケジュールだともろにかぶってしまうことから始動を早め、2月に開幕。その後、4月~6月末までに上期の大会を消化し、年間で6~7回の大会開催を予定しているという。
榊原氏は計量後には「浜松は新幹線も停車する。最終が21時半くらい。交通アクセスもいい」などと近県はもとより、東京からの観戦も可能であることをアピール。
浜松はホベルト・サトシ・ソウザ、マルコス・ヨシオ・ソウザのボンサイ柔術の拠点であることから、榊原氏はソウザ兄弟の参戦も期待。また「名古屋からも近い」ことから「大晦日の結果次第」としながらも愛知県出身の朝倉兄弟の参戦にも期待を寄せた。
先日、朝倉未来が2020年について「格闘技は年2回くらい。夏と大晦日」などとコメントしたのだが榊原氏は「そんなにたくさん出ることもないと思うが、彼がどこを目指していくかというのは、この大晦日を乗り越えた後にしっかり向き合って話ができれば」と語った。
この発表の後に行われた大晦日大会の会見では未来はこの静岡大会について「興味はない」と話している。
また榊原氏は2月大会でのグランプリ開幕までは考えてはいないという。来年のグランプリについてはこの年末の2大会の結果を踏まえたうえで階級を決めたいとのことで、男子はもちろん、女子のグランプリ開催の可能性もあるという。