あいが格上ウィンに際どい判定勝ち【12・29 BELLATOR】
グラウンドで圧倒しているように見えたが…(撮影・上岸卓史)
テイクダウンを決めるも下からの攻撃に手間取る
2Rはまたウィンがプレッシャーをかけて前に出るが、ウィンはあいのタックルを、あいはウィンの打撃を警戒し遠い距離で牽制し合う展開に。業を煮やしたあいが右フックで飛び込む。クリーンヒットこそできなかったものの、ウィンがパンチを合わせたところにタックルで組み付きテイクダウンに成功する。
上を取ってパウンドを狙うが、ウィンは足を使って距離を取り、下からパンチを放っていく。あいはなおもパウンドを放ちながら、ガードをさばいてサイドからパウンドを放つが時間もなく、焦りもあったかウィンを逃がしてしまう。
3Rも序盤はともに遠い距離での攻防が続く。その間もウィンはローをちょこちょこと当てて牽制。
しかしあいはウィンのパンチに意を決して飛び込むと、タックルから押し込んでテイクダウンに成功。ウィンはガードに入れてあいの動きを止めると徐々に足が上がり、三角を狙っていく。パウンドを打ちたいものの攻めあぐねたあいがスタンドに戻すとウィンはミドルキック。
残り時間があとわずかとなり、あいが突っ込みケージに押し込んだところで試合終了のゴングが鳴った。