世界初の“2度目のパラリンピック” 東京パラはここに注目!
世界ランク8位の別所キミヱ
最高齢で目指せ東京大会、パラ卓球界のレジェンド
「パラ卓球はね、年齢は関係ないんですよ」。そう語るのは、アテネ大会から4大会連続パラリンピック出場を誇るパラ卓球の別所キミヱ。キラキラの蝶の髪飾りで登場することから「バタフライ・マダム」の異名を持つ。前回リオ大会では、日本選手団最年長の68歳で団長を務めた別所。その実力とチャーミングな語り口でパラ卓球を盛り上げてきたひとりだ。意外にも卓球を始めたのは45歳で、パラリンピック初出場は56歳。相手コートのネット際にボールを落とす“バタフライショット”が持ち味で「対戦相手が高校生でも負けませんよ」と笑顔を見せる。その明るさを武器に、東京大会では5大会目のパラリンピック出場を目指す。