【インタビュー】瀬戸利樹 遅刻したら、スマホを使かったら…自殺催眠発動! 映画『シグナル100』
物語が進むにしたがい明かされていく和田の闇。物語の緊迫感にも密接に関わるため、その度合いを計算しながら演じるのは相当難しかったのでは。
「そこは本当に難しかったです(笑)。和田の内面をどれだけ出していくか。“和田パーセンテージ”20%とか、ここで40%とか(笑)、その度合いをどのシーンでどれだけ出していくかという部分はすごく悩みました。でもそこは、監督や脚本の渡辺雄介さんともお話しつつ、共通理解を得ながら作っていくことができたので良かったと思います。最後、お2人から、すごく良かったよと言っていただけたのは本当にうれしかったです」
“シグナル”の謎が明かされるにしたがい、疑念や計略、裏切りが渦巻きさらに追い詰められていく生徒たち。実際の現場の様子は?
「36人がみんな、すごく仲が良かったです。緊迫感ある作品なので集中力を保つためにも、休憩中はみんなで楽しく過ごしていました。控室も36人全員一緒だったので、学校によくあるストーブの周りに皆が集まってワイワイしていて、本当のクラスのようでした。撮影が終わると共有スペースに集まってよくおしゃべりしていたことは、僕らみんなのいい思い出になっていると思います」
正義感の強いヒロイン・樫村怜奈役の橋本環奈や樫村に密かに想いを寄せるサッカー部一のモテ男・榊蒼汰役の小関裕太など、旬な実力派ぞろい。特に印象に残っているのは…。