領域を越えて語りかけるアートたち「フィリップ・パレーノ展 オブジェが語りはじめると」
リアリティー・パークの雪だるま, 1995 Courtesy the artist and Esther Schipper, Berlin Photo © Philippe Parreno
パリ在住の現代アーティスト、フィリップ・パレーノの日本初となる大がかりな展覧会。
パレーノの特徴は、映像、彫刻、ドローイング、テキストなど多様な手法を用い、展覧会を一貫したひとつのメディアとしてとらえていること。つまり展覧会は一連の出来事が展開する空間であり、個々の作品の意味ではなく「オブジェクト」として展覧会の可能性を探っていくと、展覧会はオープンスペースとなり、時に応じて変化するフォーマットとなる。展覧会に訪れることが、空間的・時間的境界や感覚的経験を伴う唯一無二のアート体験といえるのだ。
本展では、パレーノの代表作である白熱光が点滅する「マーキー」や、天井に張りつく風船「吹き出し」のほか、1995年、ワタリウム美術館が伝説のキュレーター、ヤン・フートを迎え、青山の街中に現代美術を展示した「水の波紋」展のために作られた作品「リアリティー・パークの雪だるま 氷の彫刻」を四半世紀ぶりに再現。
最先端でありながら懐かしい、現れては消える不思議なパレーノワールド。不思議な作品たちが語りはじめるとき、パレーノが見ている近未来の風景が我々の目の前に広がるかもしれない。
パレーノの特徴は、映像、彫刻、ドローイング、テキストなど多様な手法を用い、展覧会を一貫したひとつのメディアとしてとらえていること。つまり展覧会は一連の出来事が展開する空間であり、個々の作品の意味ではなく「オブジェクト」として展覧会の可能性を探っていくと、展覧会はオープンスペースとなり、時に応じて変化するフォーマットとなる。展覧会に訪れることが、空間的・時間的境界や感覚的経験を伴う唯一無二のアート体験といえるのだ。
本展では、パレーノの代表作である白熱光が点滅する「マーキー」や、天井に張りつく風船「吹き出し」のほか、1995年、ワタリウム美術館が伝説のキュレーター、ヤン・フートを迎え、青山の街中に現代美術を展示した「水の波紋」展のために作られた作品「リアリティー・パークの雪だるま 氷の彫刻」を四半世紀ぶりに再現。
最先端でありながら懐かしい、現れては消える不思議なパレーノワールド。不思議な作品たちが語りはじめるとき、パレーノが見ている近未来の風景が我々の目の前に広がるかもしれない。
フィリップ・パレーノ展 オブジェが語りはじめると
【会場・会期】ワタリウム美術館 開催中~3月22日(日)
【時間】11~19時(水曜は21時まで)
【休】月曜(1/13、2/24は開館)
【料金】大人1000円、学生(25歳以下)800円
【問い合わせ】03-3402-3001
【交通】地下鉄 外苑前駅より徒歩8分
【URL】 http://www.watarium.co.jp
【会場・会期】ワタリウム美術館 開催中~3月22日(日)
【時間】11~19時(水曜は21時まで)
【休】月曜(1/13、2/24は開館)
【料金】大人1000円、学生(25歳以下)800円
【問い合わせ】03-3402-3001
【交通】地下鉄 外苑前駅より徒歩8分
【URL】 http://www.watarium.co.jp