髙田延彦が年末のRIZIN&BELLATORを総括。神龍誠と平本蓮を絶賛【髙田横粂の世相談義】
今年1回目の配信はやはりRIZINの話題から
「海は表情も動きも硬かった」
RIZIN.20については「2015年から始まって5回目だったが、現状で考え得る最高のカードがそろった。全カードが勝負論満載。そして発信されたメッセージを受け取ったファンがたくさん来てくれて、RIZIN始まって以来の観客動員だった。当日券がない完売だった。ここまでの集大成を見せられた」などと大会全体を総括。
個々の試合については「朝倉海の今の勢いならマネル・ケイプに勝てると思ったが、ケイプは今の時点では海にとって相性的には良くない選手だった。海は初めてみんなからターゲットにされる存在となったこともあって、リングに上がったときに表情が硬かったし、序盤も動きが硬かった。その反面ケイプは伸び伸び戦っていた。“楽しくてしようがない。ようやく朝倉海を仕留めるチャンスをもらえた”というメンタルが全パフォーマンスに出ていた」とケイプの勝因を分析した。合わせて行われた石渡伸太郎vs扇久保博正の次期挑戦者決定戦についても「男と男の命を懸けた果し合いのような試合だった]と話した。
戦前から推していたライト級GPについても「外国人選手4人であそこまで盛り上げてくれた。世界最高レベルのスキルとスピリットで、日本人選手がいない物足りなさを補って余りあるトーナメントだった」と振り返った。