橋本大臣、三宅親子のオリンピアン3人でトーク! 迎賓館で昭和のオリンピック振り返る特別展始まる
イベントでは、橋本大臣、三宅親子のオリンピアン3人でトーク。
1964年の東京オリンピックについて「あの時は今と違った雰囲気で、日本国民すべてがオリンピック一色でした」と、義行氏。東京オリンピックには出られなかったが兄の義信氏が出場した。「自国開催だから応援がすごかったというのがありましたけど、あの時は平和な時代でしたね。セキュリティとか心配しなくてね、今はIDパスがないと会場には入れませんが、自由に入れました。兄と私は年が6つ違うんですが、みんな顔が見分けがつかないということでフリーパスで入れました」と振り返り、笑わせた。
令和の東京オリンピックまでもう少し。
三宅は「まだオリンピック出場枠を獲得できていないので、東京オリンピックの夢の舞台に立てるように頑張りたい」。
義行氏は「早くオリンピック終わってほしい。選手もそうだけど、私たちもかなりのプレッシャーを感じている。毎回思うけれど、1カ月前の6月中旬になったら『早く終われ!』っていう気持ちになると思う。早く無事に終わってほしい」と、コメントした。
橋本オリパラ大臣は「安全と安心のオリンピック・パラリンピックが運営できるように、運送システムですとか、感染症対策、暑さ対策だとか国ができることをしっかりやって、選手が安心して競技に臨めるようにやっていきたいと思う」と、誓った。
展覧会は、東京オリンピックと迎賓館赤坂離宮の歴史を振り返る。迎賓館赤坂離宮は、1964年の東京オリンピック開催時に、大会運営を担った組織委員会やピクトグラムなどが制作されたデザイン室が設置されていた場所でもある。1964年の東京オリンピックのユニフォーム、メダル、聖火トーチ、ポスター、エンブレムやピクトグラムなどを、当時の貴重な写真などとともに展示する。
橋本オリパラ大臣は「昭和の東京オリンピックを振り返り、令和という新時代のオリンピック・パラリンピックにつながる特別展によって、オリンピック・パラリンピックに対する理解が深まり、大会に向けた機運をいっそう盛り上げていただけるよう、ご支援いただければと思う」とした。
3月10日まで同所で。