【インタビュー】劇団EXILE・鈴木伸之「みんなで板の上に立つのが楽しみ」



ーー舞台『勇者のために鐘は鳴る』ですが、どのような作品になりそうですか?

 稽古が始まって全員で本読みをしたんですが、その時から笑いが絶えないような舞台になりそうだなという印象です。一人ひとりが演じているキャラクターが立つ舞台になりそうだというのが確信に変わったので、みんなで板の上に立つのが楽しみです。 

ーー稽古場はどんな雰囲気ですか?

 僕が舞台をやらせてもらうのは6年ぶり。ありがたいなというのもあるし、大変だなというのもあります。同じシーン、同じセリフを何回も練習できる機会は舞台でないとありませんから、一日一日かみしめながら稽古に参加しています。

ーー久しぶりの舞台の稽古場を楽しめていますか?

活動始めたころは舞台が多かったので、懐かしいなという気持ちと、いよいよ始まるのかという気持ちとが混ざっています。みんなで、チームワークでやっていきたいと思います。

ーー鈴木さんが演じるのはどんな役どころでしょうか?

勇敢で果敢に攻めていく怖いもの知らずな役柄です。僕自身も何事もチャレンジするタイプではあるので、そこは重なると思います。

ーー製作発表では、八木将康さんは「飛び道具」で、「ステージの端から端まで飛ぶ」みたいなことをおっしゃってましたが……そういう演出は?

ありそうですし、言ったからには入れたいなと思います(笑)。相当笑えると思いますよ。僕、八木さんは劇団EXILEの宝だと思っているんです。彼は舞台を引っ張っていってくれると思います。

ーーこの作品の見どころはどんなところになりそうでしょうか。

今まで見せたことがないエンターテインメントの形を見せていけると思います。来て下さる方々は相当楽しんでいただけると思います。

ーーテレビや映画などさまざまなフィールドで活躍されています。そのなかで舞台出演にはどのような魅力を感じていますか?

リアクションですね。お客さんと一緒に世界観を作っていけるところが魅力だと思います。稽古から本番と時間をかけて、みんなで作り上げていく感じも舞台ならではだと思います。

ーー「演じる」うえで大切にしていることはなんですか?

お客さんに楽しんでもらうということです。見てくださる人が第一優先。その人たちのためにやっています。今回の舞台もそうです。自分たちで原案プロデュースをして、いろいろ話し合いを重ねて、稽古を積んで、楽しんでもらえる方向性に向かっています。7:3ぐらいのイメージで、笑いを大事にしていきたいなと思ってやっています。

ーーさて、2020年。どんな年にしましょうか。何かしたいことはありますか?

サウナに通いつめたいです。気分転換しによく行くんです。




すずき・のぶゆき……劇団EXILEのメンバー。主な出演作にドラマ『あなたのことはそれほど』『今日から俺は!!』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』『G 線上のあなたと私』、映画『桐島、部活やめ るってよ』『HiGH&LOW』シリーズ、『東京喰種 トーキョーグール』『jam』『PRINCE OF LEGEND』など。2020年夏には映画『今日から俺は!!劇 場版』の公開が控える。 2月19日には写真集『OVERSEAS』を発売する。1992 年10 月14 日生まれ。神奈川県出身。

劇団EXILE『勇者のために鐘は鳴る』
●東京公演 
1月24日(金)~2月2日(日)
TBS 赤坂ACTシアター
●大阪公演 
2月13日(木)~2月16日(日)
梅田芸術劇場メインホール
最新情報は劇団EXILE 公式サイトから https://m.tribe-m.jp/artist/index/26
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