町田啓太「エネルギーをバンバン出していきたい」劇団EXILE総出演の舞台が開幕



ーー7年ぶりの舞台。稽古場に入ってみて、いかがですか?

舞台が久しぶりなので、最初は探り探りやっていましたが、今はやりたいように生き生きとやっています。この作品のなかには、掛け合いであったり笑える要素がたくさんあります。笑えるお芝居は難しいのですが、劇団EXILEのメンバーだからこそできるテンポいい会話だったりを出したいと思います。演出の川本成さんも、僕たちの意見をかなりくんでくださって、さらに面白いものを作ろうとしてくれています。大きなステージなので、エネルギーをバンバン出していきたいですね。

ーー準備期間から考えると約1年。本番稽古もスタートした今、改めてこの作品の面白さ、見どころはどんなところと思いますか?

僕たち一人ひとりの良さや個性を前面に押し出すような舞台になっているので、見てくださる方は、この人はこういう人だな、こういうことをやったら面白いねって思ってもらえるんじゃないかなと思います。劇団EXILEのこと、僕たちのことをあまり知らないとか、知っている方に誘われてきたとかいう方でも楽しんでいただけると思いますし、僕たちのことを知ってもらえるいい機会になると思っています。

ーー役にはどのようにアプローチしているのですか?

背伸びせず、普段自分が思う感覚で稽古場にいます。本番もその感覚で舞台上にいて、みんなと絡んで行ければいいなと思っています。

ーードラマや映画などたくさんの作品に出演してきました。改めて、劇団EXILEが揃う場所にいて、劇団EXILEの一員で良かったと感じることはありますか?

ありますね。僕が思っていることじゃないアイデアをみんなが持っているので楽しいですし、一緒の舞台に立ってお芝居をしていても、そうじゃない時もそれぞれの役がかぶることがない。だからみんながのびのびやっているんですよね。そういう集団なので、すごくありがたいです。

ーー町田さんは「演じる」ときには何を大切にしていますか?

できる限りいろんなことを考えることですね。役について考えたり、物語についても考える。だから今回の公演でも、終わるまでずっと考えていると思います。この役は……いろいろ考えるところがあると思いますから。でも基本的にはライトな舞台になると思います(笑)。

ーーさて、2020年、どんな年にしたいと思っていますか?

今年僕は30代に入るんですよ。いただく役柄も変わってくる年代でもあると思うので、いろんな準備をしたいと思っています。そんなこともあって昨年はいろいろインプットした年でした。それを出していければと思います。

まちだ・けいた…劇団EXILEのメンバー。2010年の第3回劇団EXILEオーディションで合格、同年12月に舞台『ろくでなしBLUES』で俳優としての活動をスタートする。2011年にGENERATIONSの候補メンバーに選ばれて劇団EXILEを脱退するも怪我のために俳優業に専念する。出演作にNHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)、『美女と男子』(2015)、『HiGH&LOW』シリーズ、『中学聖日記』など多数。2020年は、テレビ朝日 金曜ナイトドラマ「女子高生の無駄づかい」(1月24日スタート)、映画「前田建設ファンタジー営業部」(1月30日公開)が控える。1990年7月4日生まれ。群馬県出身。
劇団EXILE『勇者のために鐘は鳴る』
●東京公演 
1月24日(金)~2月2日(日)
TBS 赤坂ACTシアター
●大阪公演 
2月13日(木)~2月16日(日)
梅田芸術劇場メインホール
最新情報は劇団EXILE 公式サイトから https://m.tribe-m.jp/artist/index/26
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