「e日本シリーズ」は巨人がロッテを破り初の日本一【eBASEBALL プロリーグ】

第1試合は岩村氏(左)とG.G佐藤氏が解説

岩村氏「ここに来るまでの道のりを見るだけで感動があった」


 第1試合の解説を務めた岩村明憲氏(福島レッドホープス監督)は「日本シリーズらしいというか、どっちに転んでもおかしくない試合。両チームの良さが出た試合だったと思う。(ロッテの)下山選手のような声を出す、熱い部分は解説席に座っているだけでも感じられた。ここに来るまでの道のりのダイジェストを見るだけで感動があった。感動を生まなければプレーをする意味もない。一生懸命やっているからこそ、感動も生まれる。レンジェンドを使うというのは現実にはないこと。王さんや井口さんだったりが、今の現役の選手と並んでいるのがeBASEBALLならではなのかと思う。僕たちはゲームを通じてルールを学んだところもある。そういったところをゲームを通じて学んでほしいし、現実もeBASEBALLも関係なく野球というものがどんどん広まっていけばうれしいし、こういう取り組みは非常に大事だと思う」などと試合を振り返った。

 ともに解説を務めたG.G佐藤氏は「実際のプロ野球とeBASEBALLは似ている部分もあれば違う部分もあって楽しめる大会という印象。何より選手たちが一生懸命やっている姿が見られて感動した。(巨人の)舘野選手の強振しか使わないという男気は良かった。僕らもホームランを追求してきたバッターなのでかっこいいと思った。王さんが出てくるとプレッシャーを感じて失投がいってしまったりというのは現実の野球とeBASEBALLの似ているところ。違うところはバルガスを使うところ。実際は使わないだろう?って(笑)。そこはeBASEBALLならではの面白みなのかと思う。(eBASEBALLは)野球の発展につながると思う。eBASEBALLのプレイヤーになりたいという子供たちが増えてもいいと思う。そういうような大会を目指して頑張ってほしい」などと話した。