髙田延彦が朝倉未来の対戦相手を「やりにくい選手」と評価【2・22 RIZIN.21】

今週末に行われるRIZIN.21の注目カードについて激論!

「金原とビクターはチャンピオンに挑戦してもおかしくない実力」


 ヘンリーvs金原戦については「金原選手は元UFCファイター。今でも出稽古に行った先で“やっぱりバンタム級で一番強いのは金原さんじゃないの?”という声が非常に多い。立って良し寝て良しで、すべてに精度が高くて三拍子そろっている選手。とはいってもビクターも強い。どちらが勝つにしても、マネル・ケイプや朝倉海と戦うところが見たくなるような試合を見せれば、2人とも四天王に並ぶところに入っていく可能性はある。2人ともチャンピオンに挑戦してもおかしくない実力を持っている」

 金太郎vs加藤ケンジ戦については「バチバチの殴り合いになると思う。金太郎選手は殴り合いに強いタイプ。修斗のケンジ選手はストライカーで、打ち合いもいけるが押されることがあったら修斗の選手なのでシフトチェンジして、グラウンドに持ち込んで総合力で勝負できる。でも恐らく序盤は打撃戦になると思う。この2人も自分のいいところをすべて出して、お客さんに“ここにあり”というところを見せればバンタム級のトップ戦線に食い込んでいくことも可能」などとそれぞれのカードについて解説した。

 異色マッチとなる柔術エキシビジョンイリミネーションマッチについては「サトシ選手は柔術でとんでもないくらいタイトルを取っている。柔術界ではトップクラス。彼の柔術は攻めの柔術。一本を取りに行くスタイルなので彼の実力なら2分で一本は取れる。でも中井選手がいるから10分で全員極められるかは分からない」とキーマンとして中井祐樹の名を挙げた。