【インタビュー】BALLLISTIK BOYZ、ニューシングル携え、初のホールツアーをスタート
左から、砂田将宏、 深堀未来、海沼流星、日髙竜太、加納嘉将、松井利樹、奥田力也
ーー『ANTIーHERO’S』は初の単独ツアーのキックオフシングル。どんなシングルになっているのでしょうか?
日髙竜太(以下、日髙):僕たちの生きざまとか決意みたいなものがメッセージとして込められたシングルですね。タイトルトラックの「ANTIーHERO’S」の“アンタイ”、アンチということでなので、正統派ではなくてはみ出し者という意味ですが、自分たちは自分たちを信じてそれぞれ戦っていくということだったり、自分たちの好きなものを追求していくという思いも込められています。
松井利樹(以下、松井):自分を持って、好きなことややりたいことをブレずにやる。普段から意識していることし、自分たちともすごいリンクしているよね。
加納嘉将(以下、加納):ツアーのキックオフシングルであると聞かされてから初めてこの曲を聞いたのもあって、最初にに聞いたときに想像したのが、ツアーが開幕したときにこの曲が流れている様子で……素直に、ぴったりだなって思いました。
砂田将宏(以下、砂田):歌詞もメロディーもそう。エモーショナルな感じで、ストレートに刺さるっていうか。新しいし、いい曲だなと思いました。
深堀未来(以下、深堀):イントロのトラックがすごく格好いいんです。登場感があるし、いま始まったんだ、開幕したんだという感じがあります。そのほかの部分も、これまでのBALLISTIK BOYZの要素を取り入れつつ、パンチのあるトラックで。
奥田力也(以下、奥田):いろんなアイデアが出てくる曲で、そうなるってことは今の自分たちに合っているというか、求めていた曲なんだろうなと思います。ダンスのフリも何回か聞いただけで入ってきたし。
ーー例えば、どんなアイデアが出て来たんでしょうか。
奥田:ツアーでは1曲目でやりたいね、とか。頭から1列になって歩いていこうとか。
海沼流星(以下、海沼):僕が見えたのは、これは個人的にですけど、僕たち自身の全体の絵。後ろからライトがあてられているみたいな感じだったかな。
ーーそのアイデアがこのツアーで行われるかどうかは別として、そうしたステージ上の自分が描けるとレコーディングもいい影響がありそうですね。
奥田:気持ちも込められて、いいレコーディングになったのかなと思います。
深堀:レコーディングしていて楽しかった。
松井:2020年1発目の作品としても、BALLSTIK BOYZが「LDH PERFECT YEAR 2020」をスタートするのにぴったりな楽曲になったと思います。
奥田:初の単独ツアーにもぴったりだよ。
海沼:これ以上ないタイミングでリリースできる曲だと思います。令和になって、6年に1度のPERFECT YEARの年で、僕たちは初めての単独ツアーをする。もう一回、ここからスタートみたいな。気合を入れ直していこうみたいな気持ちがある。だからこそ、この曲の登場感だったり、スタート感が、今のBALLISTIK BOYZに合っていると思います。