東京パラまであと6ヶ月!パラアスリートと子供たちが体験授業
アイマスク走行を体験する児童たち
大きなアイマスクを手に、緊張気味の子供たち。2人1組のペアになって、アイマスクをした全盲のランナーと案内役のガイドに分かれて体育館の直線を走り抜けた。最初は恐る恐る進んでいた児童たちも、2人を繋ぐたすき「きずな」を互いに握りながら、徐々に慣れてきてスピードアップ。ゴールにたどり着く時には笑顔も見られた。
左から児童らの質問に答えるパラ陸上の高田千明、ガイドの大森盛一
体験の後に行われた質問コーナーでは、児童たちからの素朴な疑問も。「お風呂に入るとき、シャンプーとかどうしているんですか?」との質問には、高田が「一人で入っています。ボトルのふちに凸凹の印が付いていて、シャンプーとリンスの違いが分かるようになっているんだよ」と語り、子供たちも興味津々の様子だった。
児童の柴田莉緒さんは「(アイマスクをしたとき)何も見えなかったので、動きたくないという状況でした。でも高田選手は、助けを貰いながらも走り続けていて、すごいと思いました」と感想を語る。また、半年後に迫ったパラリンピックについて児童の佐織由奈さんは「応援しに観に行きたいと思いました。テレビの前でもいいから応援したい」と目を輝かせた。
児童の柴田莉緒さんは「(アイマスクをしたとき)何も見えなかったので、動きたくないという状況でした。でも高田選手は、助けを貰いながらも走り続けていて、すごいと思いました」と感想を語る。また、半年後に迫ったパラリンピックについて児童の佐織由奈さんは「応援しに観に行きたいと思いました。テレビの前でもいいから応援したい」と目を輝かせた。
児童らはパラアスリートに興味津々
授業を終えた高田は「私は障害を“個性”だと思っています。今日みんなと触れ合ったことで、“千明さんも自分たちとあんまり変わらないんだな。こういう所を工夫すれば一緒に楽しめるんだな。特別な人達じゃないんだな”というのが子供たちの記憶に残ってくれれば」と語り、大会後の障害者理解への思いを語った。