ケガから復活の小澤海斗「かき回す。ベルトを獲ります」【3・22 K’FESTA.3】
K’FESTA.3で約9カ月ぶりの復帰戦に臨む小澤海斗
欠場中に読書。『7つの習慣』『鬼滅の刃』で視野広げる
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が3月4日、都内の所属ジムで公開練習を行った。
小澤は昨年6月のK-1両国大会で鷹大相手に勝利を収めたものの、その試合で左拳を負傷し長期欠場となり、今回は約9カ月ぶりの復帰戦となる。
この日は大宮司トレーナーの持つミットに左ストレート、左ミドル、左ローと左の攻撃を中心に打ち込んでいたのだが、左のパンチは故障明けを感じさせない強烈なもの。また左ミドルも一段とパワーアップした印象。
対戦相手のジャオスアヤイ・ソー.デッチャパンは昨年11月に行われた「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」でK-1初参戦を果たし安保璃紅、卜部弘嵩を破り決勝に進出。江川優生には敗れたものの、その確かな実力を見せつけた。
小澤は練習後の会見で「コンディションは普通です。拳の状態は100%」と順調な仕上がりであることを話した。
小澤はケガで練習ができない間に「今まで本を読んだことがなかったが、ケガをしている最中、読書でもしてみようかなと思った。いろいろな本を読んだ中で『7つの習慣』が面白かった。私生活にも使えるし、経営者を目指しているので(笑)。読んでみて、私生活も大事だなと思った。私生活も格闘技を意識した生活をするように心がけています。あとは…漫画も読書に入ります? 『鬼滅の刃』は面白かった。呼吸を覚えました。相手との間合いだったりも。間合いって大事だなと思いました」と思わぬ書名が飛び出した。