仮想カリミアンが7人!? 愛鷹亮が仰天トレーニング公開【3・22 K’FESTA.3】

こんな感じで7体の仮想カリミアンが並んだ
強烈な右のオーバーハンドフックを打ち込む愛鷹

「移籍して1カ月くらい。人間はそんなにすぐに進化しない」


 練習後の会見で愛鷹はこの練習について「今日はカリミアン選手の顔の高さに合わせたミット打ちをやらせてもらった。試合になると実際にあの高さで殴ることになるのでリアルな感じでできた」とその意図を説明した。コンディションについても「バッチリ。いい感じなので、22日に向けて最高の状態で練習できている」と話した。

 タイトルマッチが仕切り直しになったことで、カリミアンが武居由樹、江川優生らK-1やKrush王者を多く輩出しているPOWER OF DREAM所属になるというビッグサプライズがあったのだが、この移籍について愛鷹は「脅威だと思う。強い選手も多いし、会長の教え方にも定評あって進化してくると思う」と警戒しつつも「だからといって彼に対して対策を変えることは特にない。今まで通りの戦い方で今回も前に出て殴っていくスタイルで行こうと思う。まだ、移籍して1カ月くらい。人間はそんなにすぐに進化できるものでもないと思う」とあえて過剰な受け取り方はしていないよう。

 ただ「格闘技は個人競技だが、一番大事なのはチームの力。ああいう結束の固いチームに入ったということは、セコンドなどすべてにおいてパワーアップするので、彼自身のレベルが上がるのは間違いない。そこは驚異」とセコンドも含めた総合的な部分についてはやはり脅威を感じているよう。

 そして改めてカリミアンの印象については「体が大きい割にはいろいろな技を出すテクニシャン。かと思えば、インファイトでがんがん殴り合う気持ちの強さもあったりして、全体的にまとまっているという印象」と話した。