ceroのオンラインライブに静かに熱狂! 新型コロナでライブを自粛

 記者はこのライブに参加するために早く退社。スピーカーをつないで、ちょっと大きめの音で、自宅でパートナーと共にグラスを傾けながら、ライブ感を楽しんだ。

 ライブ序盤のMCで、ボーカルの高城が「こういった新たな試みにお付き合いいただいてありがとうございます。手探りなところ満載ですが、みなさんそれぞれの空間で寛いで、お楽しみいただけたらと思うので、よろしくお願いします」と挨拶した。

 金曜日の夜に、解放された気持ちでライブハウスに向かうのもいいが、普段は立ちっぱなしで腹を減らしながら見るライブだ。たまには自宅で、ストーブを焚きながらソファに座って楽しむのもいい。ceroのどこかノスタルジックな雰囲気を感じされる音楽は、パジャマに着替えて、リラックスした気持ちで酒を傾けるのにも向いている。

 配信とはいえども、生配信でまさに”今”ライブが行われていて、同じ映像を全国の人々が同じタイミングで見ているというこの感覚は、やっぱりライブならではのコト感覚だ。筆者も家の離れた友人と連絡を取りながら、共にライブを楽しんだ。