武尊が新型コロナで閉塞感の漂う世界へ「みんなにパワーを与えられるような試合を見せたい」【3・22 K’FESTA.3】

武尊はエースとして今回の大会の開催の意義を語った

「K-1が開催する意味を僕らの試合で見せていかないといけない」


 ペッダムについては「試合映像を見て、昨年対戦したヨーキッサダー選手よりK-1向きかと思った。今日の計量で目を見たが気持ちの強さを感じた。試合スタイルも引かないファイトスタイルとも感じた。僕とかみ合うと思うので明日は最高の試合を見せたい」と語った。

 今回はノンタイトル戦となったが「K-1王者は世界最強じゃなきゃいけない。それを世界に証明する試合をしたい」と話したうえで「今、こういう状況なのでK-1が開催する意味を僕らの試合で見せていかないといけない。みんなにパワーを与えられるような世界中が元気になるような試合を見せたい」などと新型コロナウイルスの影響で閉塞感の漂う世界へ向けてのメッセージを込めた大会であることも訴えた。

 過去2回の「K’FESTA」ではともにメインを務め、今回も当初はメインの予定だったのだが「第1回からメインを務めてきて、ずっとKOで勝ってきた。K’FESTAのメインは僕以外はありえないと思っていたが、今回はこういう事態なので、試合順どうこうより、試合内容で“武尊の試合がメインだった”と思われる試合を見せたい」とここも完全に切り替えて試合に臨む。
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