年間最高試合男・内藤頌貴が劇的1RKO勝ち【3・21 修斗】

打撃でも小野島が主導権(撮影・小林郁人)

インフィニティリーグで小野島恒太とよしずみが対戦


 セミファイナルでは「インフィニティリーグ バンタム級」の小野島恒太(Combat Workout Diamonds)vsよしずみ(HAGANE GYM)の一戦が行われた。

 インフィニティリーグは5選手が参加。KOや一本勝ち、2Rより1Rで決着したほうが勝ち点が多くなるシステムで行われている。2月のリーグ開幕戦で石井逸人が一條貴洋に判定勝ちを収め勝ち点2を獲得している。

 小野島はメンバー中ナンバーワンのキャリアを誇り打投極のバランスに長けた選手。対するよしずみは屈強なフィジカルと気持ちの強さに定評がある選手。

 試合は2人が持ち味を生かした試合となった。

 1Rから小野島のパンチによしずみがタックルを合わせテイクダウンを狙う展開に。小野島が一気に踏み込んでパンチの連打から左フックでダウンを奪い、勝負を決めに行くが蘇生したよしずみはガードポジションでしのいで立ち上がるとしつこいタックルでテイクダウンを狙っていく。

 残り1分でバックを取った小野島だったがよしずみの粘りに遭い、1Rで決着は付けられず。