竹財輝之助 ドラマ『東京男子図鑑』で“勘違い男”から大人の“東京男子”へ成長する主人公を好演
男性と恋に落ちる主人公を演じたドラマ『ポルノグラファー ~インディゴの気分~』や、ヒロインのイケメンの恋人を演じた『今夜はコの字で』など話題作への出演が続き、人気急上昇中の竹財輝之助。そんな彼の最新主演作は、東京を舞台にした注目のドラマ『東京男子図鑑』。
ヘアメイク・菅野綾香(ENISHI)、スタイリスト・大石裕介、衣装協力・サルトーレ(03-5341-4133)、パラブーツ(03-5766-6688)
「僕は熊本で自然に囲まれて育ったので、子供のころの遊び場は山でした(笑)。秘密基地を作ったりアケビや野イチゴをとったり、ヨモギをとってきてヨモギもちを作ったりしていましたね」と、意外な?子供時代を振り返る竹財輝之助。都会派でスタイリッシュなイメージがあるが、実は生粋の九州男児。
「よく意外だねと言われます(笑)。僕が思う熊本のいいところは、飯がウマい、人が温かい、そして頑固なヤツが多い(笑)。頑固というのは、言い換えると芯がしっかりしているということ。僕はそういうところがあまりないので、熊本県人の頑固さっていいなと思うんです。もちろん僕自身も、仕事をする上で譲れないものはありますけどね」
現在は東京で俳優として活躍。ドラマではさわやかな好青年から色気漂う大人の男までを演じ、近年はますます注目度が上昇中。学生時代には「バレンタインのチョコは段ボール箱が必要なくらいもらっていて、お返しが大変でした」というのもうなずける。
「実は東京へのあこがれがまったく無くて、まさか自分が東京で俳優になるなんて考えたこともなかったんです。でも、学生のころに伊勢谷友介さんにすごくあこがれて。芸大で学んで、モデルや俳優として活躍されていて…そんな人は熊本で会ったことがないなと思って。東京に行けばこういうカッコいい人たちに会えるのかな、と」
そんな竹財が今度の新作ドラマ『東京男子図鑑』で演じるのは、東京でのし上がることがすべてと考える上昇志向の主人公・翔太。
千葉県浦安の実家から都内の有名私立大学に通っていた翔太は、恋人が年上の金持ち男と遊んでいることを知り「女は結局、カネなんだ」と東京でのし上がることを誓う。一流商社に就職し、カネにも女にも不自由しない生活を手にするが、女遊びもせずに働く同期の小島(落合モトキ)との出世争いや、年収3000万以上の男との結婚を望むみなみ(田中シェン)との恋愛を通して、少しずつ価値観が変わってゆく。ベンチャー企業のCEOになっていた同級生・一馬(森岡龍)との再会によって人生が大きく変わった翔太は、部下として出会った瑠璃子(市川由衣)と出会い、東京で生きることの意味を見つめ直すことになる…。
「この作品では翔太の大学時代から一流企業に就職、その後ITベンチャーに転職し苦労しながら成長していく姿を描いていて、1人の人物の20年を演じる経験なんてなかなか得ることができないと思い、ぜひやらせていただきたいと思いました。松本佳奈監督の作品を以前から拝見していたので、監督の映像がどうなるかも楽しみでした。女性監督が“男子”を描くという点も、女性ならではの客観的な目線でどう描かれるのか、興味がありました」
東京というステイタスにしがみつく翔太は、竹財とは真逆の人物像。
「確かに、渋谷をホームにしたいという翔太の感覚は僕にはちょっと理解できませんでした(笑)。翔太は一見、調子よく上手に生きているように見えて、実際は器用貧乏で、何でも持っているけど何も持っていない人。何でもできるんだけど、突出したものがない。東京とか出世にこだわっているようでいて、ちゃんとした芯を持ってない人だと思う。何がそこまで彼を駆り立てるのだろう、と不思議に思いました。思うに、彼は自分には何もないことが本当は分かっていて、だからこそ渋谷に住むとか社会的に成功するというステイタスを必死で求めていたのかもしれません」
「よく意外だねと言われます(笑)。僕が思う熊本のいいところは、飯がウマい、人が温かい、そして頑固なヤツが多い(笑)。頑固というのは、言い換えると芯がしっかりしているということ。僕はそういうところがあまりないので、熊本県人の頑固さっていいなと思うんです。もちろん僕自身も、仕事をする上で譲れないものはありますけどね」
現在は東京で俳優として活躍。ドラマではさわやかな好青年から色気漂う大人の男までを演じ、近年はますます注目度が上昇中。学生時代には「バレンタインのチョコは段ボール箱が必要なくらいもらっていて、お返しが大変でした」というのもうなずける。
「実は東京へのあこがれがまったく無くて、まさか自分が東京で俳優になるなんて考えたこともなかったんです。でも、学生のころに伊勢谷友介さんにすごくあこがれて。芸大で学んで、モデルや俳優として活躍されていて…そんな人は熊本で会ったことがないなと思って。東京に行けばこういうカッコいい人たちに会えるのかな、と」
そんな竹財が今度の新作ドラマ『東京男子図鑑』で演じるのは、東京でのし上がることがすべてと考える上昇志向の主人公・翔太。
千葉県浦安の実家から都内の有名私立大学に通っていた翔太は、恋人が年上の金持ち男と遊んでいることを知り「女は結局、カネなんだ」と東京でのし上がることを誓う。一流商社に就職し、カネにも女にも不自由しない生活を手にするが、女遊びもせずに働く同期の小島(落合モトキ)との出世争いや、年収3000万以上の男との結婚を望むみなみ(田中シェン)との恋愛を通して、少しずつ価値観が変わってゆく。ベンチャー企業のCEOになっていた同級生・一馬(森岡龍)との再会によって人生が大きく変わった翔太は、部下として出会った瑠璃子(市川由衣)と出会い、東京で生きることの意味を見つめ直すことになる…。
「この作品では翔太の大学時代から一流企業に就職、その後ITベンチャーに転職し苦労しながら成長していく姿を描いていて、1人の人物の20年を演じる経験なんてなかなか得ることができないと思い、ぜひやらせていただきたいと思いました。松本佳奈監督の作品を以前から拝見していたので、監督の映像がどうなるかも楽しみでした。女性監督が“男子”を描くという点も、女性ならではの客観的な目線でどう描かれるのか、興味がありました」
東京というステイタスにしがみつく翔太は、竹財とは真逆の人物像。
「確かに、渋谷をホームにしたいという翔太の感覚は僕にはちょっと理解できませんでした(笑)。翔太は一見、調子よく上手に生きているように見えて、実際は器用貧乏で、何でも持っているけど何も持っていない人。何でもできるんだけど、突出したものがない。東京とか出世にこだわっているようでいて、ちゃんとした芯を持ってない人だと思う。何がそこまで彼を駆り立てるのだろう、と不思議に思いました。思うに、彼は自分には何もないことが本当は分かっていて、だからこそ渋谷に住むとか社会的に成功するというステイタスを必死で求めていたのかもしれません」