新型コロナによる「不測の事態」が日本にもたらした良い習慣
満員電車のストレスの緩和
リモートで行う「テレワーク」も、随分昔から都内で働く若者などから熱望されていたことではあった。どうしても出社や通勤が必要になる仕事なら仕方ないが、エンジニアやデザイナーなど、在宅でも仕事が可能な人は、その日出社すべきかどうかが選択できるべきだった。
その職に就く本人たちのストレスが緩和されるのもあるが、もう一つは「通勤時間の満員電車」も緩和されるというメリットがある。特に今は感染予防のために窓を開けている車両もあり、「外は寒いのに電車に乗ると大汗をかく」という体調的なストレスも緩和されつつある。このまま「在宅でも仕事可能な人」たちが、通勤時間を避けて出社できるようになったり、在宅のまま仕事ができるようになれば、乗車率200%のすし詰め通勤も緩和されることになるだろう。