東京都医師会「緊急事態宣言」解除を前に「愚直なステイホーム」呼びかけ
「緊急事態宣言」解除後のライフスタイルを説明する猪口正孝副会長
また、「緊急事態宣言」の解除を想定した新たなライフスタイルについても説明。猪口正孝副会長は「経済を再建していく過程の中で、ライフスタイルを変えないとあっという間にオーバーシュート(爆発的な感染者の増加)してしまう」として、ワクチンができて安定するまでに17の「これからのライフスタイル」を提案した。要約は以下の通り。
(1)「むんむん」「がやがや」「ぎゅうぎゅう」(三密)を避ける (2)三密空間に長時間いた自覚があったら人との接触は慎重に (3)三密空間にいた自覚があって発熱、倦怠感、無味無臭、咳、息苦しさなどの症状が出たらすぐかかりつけ医に相談し、PCR検査や抗原検査を行うなど早めに対応する (4)目・鼻・口には触らない。触る前には手指を消毒 (5)高齢者が多い施設や病院にウイルスを持ち込まない (6)咳やくしゃみをする時はマスクやハンカチで押さえる (7)公共交通機関やスーパー、コンビニなどの店舗、職場に行く際はマスクを着用する (8)テレワーク、時差出勤、オンライン会議など自由に選べるのがこれからの働き方 (9)デパート、スーパー、小売店などは消毒液の常備や列の間隔を空ける、キャッシュレスなど感染対策をしている場所へ (10)飲食店では従業員もマスクを着用 (11)食事会は飛沫感染しないように工夫 (12)夜の街の接客スタイルにも注意 (13)公園、釣り、ゴルフ、ジョギング、ウォーキングなどのオープンスペースでも感染リスクのない新たなルール作りが必要 (14)ライブハウス、パチンコ、ジムなども新しい楽しみ方を考える (15)外出後や食事の前は丁寧な手洗いや手指の消毒を徹底 (16)普段からバランスの良い食事、十分な休養、適度な運動を心がける (17)禁煙