アーロン「90年代の台湾思い出した」日台共同制作ドラマ『路』に出演



 春香が台湾にわたる一方で、エリックは日本へ。アーロンも日本で撮影した。

「僕は日本が大好きで、毎年1、2 回は行きますので、特別な感じではありませんでした。もう一つの大好きな家に帰った気分でうれしかったです。 面白いと思ったのは、撮影は日本と台湾で行われたので、日本のスタッフも台湾に行き、台湾のスタッフ も日本の現場に来たということです。現場でスタッフたちがお互いの言葉で簡単な会話をするのをよく見 かけました。例えば台湾スタッフが日本語でほしいものを伝える、そして日本スタッフは中国語で答える。そのやりとりが可愛いなと思いました」

 23日放送の第2話では、春香はエリックと再会を果たしたことで、エリックへの断ち切れない思いと婚約者への罪悪感のなかで大きく揺れ動く。一方、新幹線プロジェクトは、技術面での折衝が難航し、スケジュールに遅れが出て……。
 
「台湾と日本の間の絆を深く、鮮やかに描いた物語だと思います」と、アーロン。「純粋な 90年代、テクノ ロジーの急速な発展は始まったばかりでしたが、すべてに希望と活力があふれる時代でした。恋愛ももちろんです。当時の恋愛は現代よりもっとストーリー性があったと思います。僕たちが出演した『路~台湾エクスプレス~』を気に入っていただければ、応援していただければうれしいです」

 ほか出演に、台湾での春香の先輩に井浦新、春香の上司に寺脇康文、台湾生まれの老人に高橋長英。台湾キャストに邵雨薇、林美秀、許光漢ら。

□『路(ルウ)~台湾エクスプレス~』:https://www.nhk.or.jp/drama/dodra/ruu/
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