田中将斗が緊急決定試合で青木真也を破りKO-D無差別級王座V4に成功【DDT】

緊急決定試合後、遠藤(左)が改めて田中に宣戦布告

長期政権期する田中。ベルト奪還を誓う遠藤


 バックステージで田中は「青木選手の技はホンモノ。あの人が『いつでもどこでも挑戦権』を、このタイミングで使ってくれて、防衛できてホッとしてる。ホンモノとニセモノの差を感じた。彼がプロレスの技、コブラツイストを使ってきて、そこはプロレスラーとして負けられない。ああいうタイプと、47歳になって経験できる。プロレスラー冥利に尽きる。何年か後で、プロレス人生につながる。当たりたくても当たれない人がいっぱいいる。終わってベルトがある。プロレスラーとして、一段階上に行った」と試合を振り返った。続けて、田中は「MAOか、遠藤か。田中将斗のプライドとして、誰にも負けない。次いつか分からへんけど、さいたまSAに上がる切符。ベルト持っとったら上がれる。それまで負けられへん」と改めて長期政権を期していた。

 遠藤は「田中とは、『D王』決勝以来。進化し続けてるな。3度目の正直というのは、しょせんザコが言うこと。オレは2度目の正直で、次、挑戦してあのベルトを獲り返す」とDDTへのベルト奪還を誓った。

 また、王座奪取ならなかった青木は「どんな選手が来ようと、自分のスタイルを発揮してくる。穴なんかない。俺がこじ開けるしかない。経験、実力が上だった。強かった。力負け。ひっくり返されて紙一重だったかもしれないけど。歴史とかやってきたこととか関係なく、強かった。(KO-D獲りは)なかなかうまくいかない」とコメントした。
「DDT TV SHOW!#4」(5月23日、DDT TV SHOWスタジオ)
◆オープニングマッチ アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉×男色ディーノ(10分19秒、無効試合)アントーニオ本多×〈挑戦者〉
※男色ディーノの夢であったため。第1479代王者の防衛戦は無効。

◆第二試合 30分一本勝負
○彰人&飯野雄貴(9分35秒、足4の字固め)樋口和貞&納谷幸男●

◆第三試合 30分一本勝負
○秋山準(11分21秒、体固め)渡瀬瑞基●
※エクスプロイダー

◆第四試合 DDT UNIVERSAL選手権3WAYマッチ 60分一本勝負
〈王者〉○佐々木大輔(11分47秒、片エビ固め)吉村直巳●〈挑戦者〉
※もう一人はクリス・ブルックス。クリスのプレイング・マンティスボム。第2代王者が2度目の防衛に成功。

◆セミファイナル 30分一本勝負
●竹下幸之介(22分21秒、輪廻転生)ヨシヒコ○

◆メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○田中将斗&HARASHIMA(15分7秒、片エビ固め)遠藤哲哉&高尾蒼馬●
※スライディングD

◆緊急決定試合 いつでもどこでも挑戦権使用~KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○田中将斗(8分26秒、片エビ固め)青木真也●〈挑戦者〉
※スライディングD。第74代王者が4度目の防衛に成功。
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