川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)あこがれのLAで向き合った、等身大の自分 



自分の心に従って決めた、ロサンゼルス



 撮影は、アメリカ、ロサンゼルス(LA)で。かねてからあこがれていた土地だ。

「実は、最初の候補のなかにロサンゼルスはなかったんです。地元の大阪だったり、第2の人生をスタートした場所である東京だったりと考えていくなかで、スタッフさんに海外ではどうかと提案されて。それで浮かんできたのがロサンゼルスでした。自分はボーカリストですが、KRUMP(クランプ、ダンスの一種)もやっていて、KRUMP発祥の地であるLAは気になっていたし、行ってみたいと思っていた場所でした。行きたいという気持ちが自分の中にリアルにある、そういうところに行くのがいいと思いました」

 自分の感じるところに“誠実に”選んだ場所での撮影は「楽しめた」と本人。

「LAには行ったこともなかったですし、どんな場所で撮影ができるのかとか、絶景の場所とかまったく知識がありませんでした。だから、どんなふうに撮りたいかというイメージの第一段階は衣装からだった気がします。全部で18ポーズくらい撮影したんですが、担当してくれたスタイリストさんが長くやってもらっている方なので、イメージを伝えなくても完璧なスタイリングを提案してくれるんです。それが自分の中に漠然とあったイメージを膨らませてくれました」