新型コロナで初診解禁「オンライン診療」どう変わった?【withコロナ】
新型コロナウイルス感染防止の時限的・特例的措置として、全国で初診を含めた「オンライン診療」が可能となった。「緊急事態宣言」解除後も運用を続け、恒久化に向けた議論も始まっているが、「オンライン初診」解禁で何がどう変わったのだろうか。4月2日公開の「新型コロナ対策で気になる『オンライン診療』とは?」を一部編集し、改めて配信する。
新型コロナによる時限的・特例的措置として全国で「オンライン初診」が解禁された
初診からの「オンライン診療」が解禁されて何が変わったのか。東京都中央区「つなぐクリニックTOKYO」の渡邊康夫院長は「オンライン初診の利用を希望する方が大幅に増加しました。通院時の感染や院内感染を防ぐことを目的に、ご自宅でオンライン初診を利用されています。医療機関側でもオンライン診療を中心に診察を行うことで医師、看護師、スタッフの院内感染を防ぐことにつながるため、休診にすることなく継続して診察を行うことができます」と話す。
オンライン初診の診療の流れについて「まずはオンライン診療アプリをインストールしていただきます。アカウント登録を済ませ、診察を希望する診療科目をご予約いただきます。当院で診察予約を確認し、事前に記入していただくWEB問診票をお送りします。事前に予約と問診票を記入していただくことで、ご予約いただいた時間にスムーズに診察ができます。診察前に患者様の状況を知ることで、診療時間に患者様のお話を聞くことに集中できます。風邪などの急性疾患や重症化している患者様に関しては、オンライン診療の適用ではないため、そうした場合は診察の際に問診の内容や検査結果で判断しています」。オンライン診療はスマートフォンやタブレット、パソコンなどカメラ機能とマイク機能を搭載した機器であれば受診可能だ。
初診からオンライン診療が受けられる診療科目は「当院では、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)、治療経験のある方を対象に舌下免疫療法(スギ、ヒノキ、ダニ、初診の方はアレルギー検査や初回投薬時の副作用の確認をしたうえで再診以降にオンライン診療)、花粉症、簡易検査のみ睡眠・SAS(CPAP治療、検査結果は対面診療を受診のうえで再診以降にオンライン診療)などの診療科目を初診から『オンライン』で受診して頂けます。自由診療では、禁煙外来や皮脂欠乏症(ヒルドイド処方)などを行っています」と幅広い。
オンライン初診の初診料も「基本的には他のクリニックの初診料と変わりません。オンライン診療は、通常の対面診療と比べて算定(請求)できる項目が限られるため、保険外負担としてシステム利用料およびお薬の配送料として1500円(税込)を頂戴しておりますが、オンライン初診の場合はこちらの料金はいただいておりません」。
オンライン初診の診療の流れについて「まずはオンライン診療アプリをインストールしていただきます。アカウント登録を済ませ、診察を希望する診療科目をご予約いただきます。当院で診察予約を確認し、事前に記入していただくWEB問診票をお送りします。事前に予約と問診票を記入していただくことで、ご予約いただいた時間にスムーズに診察ができます。診察前に患者様の状況を知ることで、診療時間に患者様のお話を聞くことに集中できます。風邪などの急性疾患や重症化している患者様に関しては、オンライン診療の適用ではないため、そうした場合は診察の際に問診の内容や検査結果で判断しています」。オンライン診療はスマートフォンやタブレット、パソコンなどカメラ機能とマイク機能を搭載した機器であれば受診可能だ。
初診からオンライン診療が受けられる診療科目は「当院では、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)、治療経験のある方を対象に舌下免疫療法(スギ、ヒノキ、ダニ、初診の方はアレルギー検査や初回投薬時の副作用の確認をしたうえで再診以降にオンライン診療)、花粉症、簡易検査のみ睡眠・SAS(CPAP治療、検査結果は対面診療を受診のうえで再診以降にオンライン診療)などの診療科目を初診から『オンライン』で受診して頂けます。自由診療では、禁煙外来や皮脂欠乏症(ヒルドイド処方)などを行っています」と幅広い。
オンライン初診の初診料も「基本的には他のクリニックの初診料と変わりません。オンライン診療は、通常の対面診療と比べて算定(請求)できる項目が限られるため、保険外負担としてシステム利用料およびお薬の配送料として1500円(税込)を頂戴しておりますが、オンライン初診の場合はこちらの料金はいただいておりません」。