Jリーグ・再開【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:森田直樹 (2018年 9月23日 Jリーグ 浦和レッズvsヴィッセル神戸)
Jリーグの再開が決定した。

J1は7月4日(土)、J2は6月27日(土)からそれぞれ無観客として再始動となる。
新型コロナウイルスの影響により、J1J2リーグは未だ1節のみという状況だ。

いつもなら熾烈な上位争いが繰り広げられていたこの時期に2節から始まる。
この状況をどう生かすか。


私たちカメラマンも新型コロナウイルス流行の影響により、スポーツ撮影ができない状況だった。
コロナ前は、観客全員マスクをして試合観戦し、マスクをした観客が全員目でボールを追いかける。
海外からも当初この光景が、少し話題になった。

だが、今回は観客がいない。
撮影の被写体はサッカー選手だが、無観客のスタジアムで一体どんな写真が撮れるのか。

もし、私が撮影することができれば現場の熱狂を日本全国にお届けしたい。

それが私の仕事であり唯一できることである。

■カメラマンプロフィル
撮影:森田直樹
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。
スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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